人気ブログランキング | 話題のタグを見る

春日学園少年野球クラブブログ

決起集会

昨日野球クラブのスタッフ5名で決起集会を行いました。
といっても飲み会ですが‥

夕方から2時間程度、と考えていましたが、気が付くと日付が変わる直前で大いに盛り上がりました。

私は野球の実践経験は全くありませんが、経験者の野球への造詣の深さには大変驚かされました。
またチームの愛称や、秋口あたりまでに練習試合を目標に、などの話題もありました。

来週は投球指導があり、それが終わると初練習はすぐです。スタッフの士気は上がっていますが、発足当初、特に運営が軌道に乗るまでは皆さんの協力が不可欠ですのでご協力よろしくお願いいたします。
# by kasugabucho | 2013-02-03 20:37 | 野球クラブ

いよいよ

いよいよ3月2日より春日学園小学校野球クラブが産声をあげます。
本日は簡単にクラブの特徴を紹介させていただきます。今後の入部希望者にも同様の内容で紹介していきたいと考えています。

本クラブの最大の特徴は練習時間、週末1/4 ルールにあると思っています。
つまり練習は基本的に土曜、日曜の午前か午後のみ(大会前、練習試合の日は除く)であるということです。
この理由は複数あります。
ただ最大の理由は現在の少年野球全体の問題点にもつながっています。

私は現役の医師として“野球肘”という病気の診断をすることがあります。
これは小学生から中学1年生くらいまでの肘の骨がまだ出来上がっていない子供にしか起こらない病気です。これには4段階くらいあって、1段階では投球の禁止でほぼ完全に復帰可能なのですが、進行すると野球を断念しなければならないばかりか、成人しても骨の変形が残ることがあります。

私が勤務する大学病院ではすでに2段階以上まで進行してしまった子供がよく紹介されてきます。2段階の子供でもこんなに多いのであれば、1段階やあるいはその予備軍はつくば市、およびその周辺地域にその何倍も潜在的にいることでしょう。

無論原因は“投げすぎ”にあります。

これは野球に限ったことではありませんが、少年スポーツはとかく親が過熱気味で目の前の結果に影響されすぎる傾向があります。しかし子供たちの本当の勝負は体が完全にできあがってから、すなわち中学生以降(野球の場合)にあると考えています。そのため少年(小学生)野球の役割はそれにつなげていくための基本を身に着けさせることにあると思っています。

また二つ目の理由ですが、おそらく我々のクラブ以外のつくば市近郊のクラブのほとんどの野球少年は土日野球づけになっています。これは上記の理由で問題があるとともに親御さんの負担もかなり大きいと思います。これは物理的負担、精神的負担双方あります。

さらにこれは個人的な考えですが、小学生のうちから土日両日を野球に費やし、また月曜日から学校、ではいつ親子のコミュニケーションがはかれるのでしょうか?私は小学生のうちから親子の時間を奪ってしまうことに大変な抵抗を覚えます。

第三の理由ですが、これは野球(実践)素人の私ならではの意見かもしれませんが、野球はほかのスポーツ、例えばサッカーなどと比べてチームスポーツでありながら個々のレベルアップがチーム力に反映される度合いが高いスポーツと思っています。つまり全員で集まる練習と個別にやる練習と半々くらいでちょうどよいのではないかと考えるためです。WBCとサッカー日本代表の合宿の日数がそれを物語っています。

それこそ残りの休日は親子のコミュニケーションも図りつついっしょに練習するということもあり、だと思っています。上記“投げすぎ”とは相反するようですが、逆に健康面では“投げすぎ”が最大の問題であって肩、肘以外はあまり問題にはなりません。そこでたとえばノックで捕球の練習、たとえばトス、ティーでのバッティング練習など、投げなくてもできる練習はたくさんあります。投球制限を含めてこれらにはお父さんの協力が必要になります。

そのためお父さんたちの練習参加は積極的にお願いできればと考えています。これはもちろん練習自体が大変盛り上がるという最大の利点に加え、ほかの子の進歩状況をみて、これはうちの子も練習しよう、という気に自然となるはずで、チーム内で親子で自然な競争が生まれてくると思います。

ほかにも多くの利点があるのですが、初回のブログで長々と(ここまででも十分長いのですが)書くのもどうかと思いますので、追って追加していきたいと思います。
# by kasugabucho | 2013-01-30 21:43 | 野球クラブ