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春日学園少年野球クラブブログ

平成29年度本部長杯1

いよいよ本日より、Aチームの春の戦いが本格的に始まりました。
つくば市本部長杯。いつも春日はこの大会からシーズンのスタートを切ります。

昨年を振り返ってみますと、初日春日は沼崎に0-5 茎崎に1-6 と2連敗を喫してしまいました。
しかし二日目に春日らしい攻撃野球が爆発して見事に快勝での2連勝、一昨年のつくば市連盟杯準優勝に続く二つ目のタイトル、Bトーナメント優勝という結果を残しました。

今年は目指すは優勝、といきたいところですが、シーズンの最初ですし大会出場チームのメンバーから考えると、ベスト4あたりがターゲット、と考えていました。

迎えた今年の初戦の相手は、なんとまたしても沼崎少年野球クラブさん。そして二試合目は葛城少年野球クラブさんでした。

沼崎さんとは先日の練習試合で対戦させていただき、非常に完成度の高いチームだとの感想を持ちました。昨年より更に強さとスキのなさを感じました。

しかしこの壁を越えねば上には行けません。大会に向けて、とくに沼崎戦に向けては十二分にバント対策をして入念に試合に臨みました。

しかし、、、残念ながら0-5。完敗でした。それ以外に表現のしようがありません。奇しくも昨年と同様1安打に抑えられての完封負け。またも壁を突破することはできませんでした。

春日の先発はエースのゆうすけ。この試合はもともと6イニング制でしたので、どの回までゆうすけでひっぱっていけるかが、ひとつ試合のキーでした。ただ結果的に5回を終わった時点での球数が50球強、チーム方針で6年生は体格や経験に応じて50-70 球程度を目安としているので、6回も続投し、チームとしては大会で初の完投(72球)ができました。これはひとつ密かに素晴らしい記録だと思います。

しかしこの試合はエース対決。勝ってほしい、いや勝たねばならない勝負でした。しかし残念ながらこの勝負は相手のエースのほうが一枚上でした。

ポイントとなったのは、1, 2, 3 イニングの連続失点ですが、それがいずれも先頭打者をだしてしまったもの。逆に4, 5 イニングは先頭打者を切って簡単に3人で抑えてしまいました。
そして手痛い2失点となった6回もやはり先頭を四球でだしてからでした。

ゆうすけは今年、他チームのエースと互角に投げ合わなければなりませんし、投げ勝たなければなりません。個人的には春日を代表する選手として今後も大きく羽ばたいてほしい選手のひとりですので、期待も大きいです。だからこそプレッシャーをバネにし、むしろそのことを幸せに感じて、「ゆうすけが投げる試合は絶対負けない」という存在になっていってほしいと思います。

第二試合の葛城戦は、うってかわって打線が爆発し、9-3の快勝でした。
ひさびさに昨年のチームのような感覚を思い出しました。みんなよく打ちましたが、とくにりくの三打席連続長打と二打席連続本塁打は圧巻でした。
またれお、げんきも見事な二安打でとてもよいバッティングだったと思います。

ただここでも敢えて苦言をひとこと。相手投手はコントロールが素晴らしかったのですが、決してスピードボールを投げ込んでくるようなタイプではありませんでした。しかし中盤まではなかなかヒットはおろかランナーもだせず、一時は逆転までくらい、かなり手こずったといえるでしょう。
攻撃も、雑とはいいませんが、少し工夫が足りず、展開的にももう少し点をとっていてもおかしくなかっただけに、もっと貪欲に次の点、次の塁を狙って欲しかったと思いました。

とはいえこの時点(ブログを書いている時点)で予選1勝1敗で勝ち点1、次に重要な失点数が8となり、Aトーナメントにいけるかどうかは本当に非常に微妙な成績となりました。

Aトーナメントに進むことができればベスト4以上を、そしてBトーナメントとなった場合は優勝することが絶対条件だと思います。

2日目は5, 6年生の、そして春日のプライドを懸けて戦ってほしいと思います。

そして本日は、Cチームは取手ベースボールクラブさんとの練習試合でした。結果は1分け1敗でしたが、本番の6月の学童ジュニアまではまだまだたくさん伸びる余地があると思います。
今年から完全にCチームは別働隊として活動できるようにしていきますので、集中して強化し、こちらもよい成績を期待したいと思います。

最後に、本日は早朝から球場ホスト、アウェイへの遠征と、ご父兄の皆さんはたいへんだったと思います。いつも変わらぬご支援とご協力にはたいへん感謝いたします。ここから大きな戦いが続きますが、引き続き、クラブ全体でよい成績を収めていけるようよろしくお願いいたします。


by kasugabucho | 2017-04-23 15:22 | 野球クラブ